来年に延期された東京パラリンピックの開幕まで１年となるのにあわせて、２４日から国内外のアーティストが手がけた東京オリンピック・パラリンピックの公式ポスターの販売が始まりました。
公式ポスターはこれまで大会ごとに制作されていて、東京大会では国内外のアーティストによってオリンピックが１２種類、パラリンピックが８種類、作られました。
販売は新型コロナウイルスの影響で延期されていましたが東京パラリンピックの開幕まで１年となる２４日から始まり、東京・銀座の書店には特設のコーナーが設けられました。
このうち写真家の蜷川実花さんが手がけたパラリンピックのポスターは、車いすバスケットボールの鳥海連志選手を被写体にして「パラアスリートはかっこいい」という思いが表現されています。
また、ダウン症の書家として活躍する金澤翔子さんのオリンピックのポスターは、飛翔の「翔」という一文字が躍動感をもって書かれていて、「金メダルがいっぱい取れるように」という思いが込められています。
このほか公式エンブレムを制作した野老朝雄さんや、漫画家の浦沢直樹さんのポスターもあり、バラエティー豊かな作品がそろっています。
また、ポスターのデザインをあしらったＴシャツやポストカードなどのグッズの販売も始まり、今後、公式ショップやインターネットなどで購入できます。
ポスターを手がけた野老朝雄さんは、「新型コロナで人が動くのは難しいが、作品がいろいろなところに飛び回ってほしい」と話していました。
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August 23, 2020 at 11:22PM
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公式ポスターの販売始まる｜NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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