レース後、感極まる池江璃花子選手(29日、東京都江東区の東京辰巳国際水泳場)=代表撮影
白血病からの復活を目指す競泳女子の池江璃花子選手(20、ルネサンス)が29日、東京辰巳国際水泳場で開かれた東京都特別水泳大会で約1年7カ月ぶりのレースに臨んだ。女子50メートル自由形に出場し、26秒32で5位。涙を浮かべる姿もあり、「戻ってこれたと実感できた。第2の水泳人生の始まり」と感極まった。
病を公表した昨年2月から12月まで入院。体つきはほっそりしたが、軽やかに水に乗る姿はブランクを感じさせなかった。5組に登場し、浮き上がりから一気に加速すると、25メートル手前から先頭に。「最後まで負けたくないと思って出し切った」と同組1位でゴールし、スタンド席の関係者からは感嘆の声が漏れた。
スタート台でうつむき気味に体を動かすなど、レース前はかなり緊張した様子を見せていた。それでも飛び込んでからは無心のまま全力で泳ぎ切り、「タイムとか関係なく、この場所で泳げたこと自体に感動した」とにっこり。「次の試合に向け、負けたくないという気持ちが持てた」と競技者としての闘志もよみがえってきたという。
2024年パリ五輪でのメダル獲得を目標に掲げ、今年3月にプールでの練習を再開した池江選手の回復ぶりに、指導する西崎勇コーチも「非常に良いスタートがきれた。二重丸の結果」と目を丸くした。
自身の日本記録24秒21には届かなかったが、26秒86の目標タイムをクリアし、目指していた10月の日本学生選手権への出場は確実な情勢。「出ることを1年間目標にしてきた。思いを爆発させて、夢や目標をかなえられた姿を見せたい」と池江選手は力強く語った。
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August 29, 2020 at 03:57AM
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「第2の水泳人生の始まり」池江選手 復帰戦で涙 - 日本経済新聞
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