新型コロナウイルスの影響で休止していた和歌山県北山村の観光名物のいかだ下りが、感染予防策をとったうえで、１日から始まりました。
全国唯一の飛び地の村で山あいにある北山村では、丸太を組んだいかだで急流を下る「観光筏下り」が毎年５月から始まり、観光客の人気を呼んでいます。
ことしは、新型コロナウイルスの感染拡大で実施が見送られていましたが、都道府県をまたぐ移動の自粛が緩和されたのを受けて、２か月遅れで運航が始まりました。
感染予防策として、２０人の定員を１０人にして乗客どうしが間隔をとれるようにしたほか、乗船前に体温を測り、手や指の消毒をしてもらうことにしました。
長さ３０メートルほどのいかだは、筏師が巧みにかいを使って操ると岩を避けながら急流を進み、乗り込んだ観光客は水しぶきを浴びながら楽しんでいました。
訪れた女性は、「２か月間、外出を自粛する生活を送っていました。自然を感じながら気持ちのよい水しぶきを浴びることができて楽しかったです」と話していました。
北山村の「観光筏下り」は９月末まで行われます。
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July 01, 2020 at 01:47PM
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いかだ下り ２か月遅れで始まる｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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