記録的な大雨で多くの住宅が被害を受けた熊本県津奈木町で災害廃棄物の受け入れが始まり、住民が泥で汚れた家具や家電製品などを持ち込んでいました。
津奈木町では4日未明から猛烈な雨が降りだし、町によりますと、土砂崩れや川の氾濫などで住宅が損壊したり、浸水したりする被害が相次ぎました。
このため町では5日から町内のごみ処理場で大雨の後片づけで出た災害廃棄物の受け入れが始まり、午前中から住民がトラックなどで泥水が流れ込んで汚れたカーペットや、水につかって使えなくなった洗濯機や棚などの家具を持ち込み、分別して廃棄していました。
職場の同僚の家の後片付けを手伝ったという63歳の女性は「土砂崩れで同僚の自宅が悲惨な状況になったので少しでも助けになればと思い、手伝っています。廃棄する量が多いのであと2往復くらいしないといけません」と話していました。
また67歳の男性は「幸い自宅には土砂が流れ込まなかったのですが、外に置いていたベッドが汚れたので廃棄しに来ました。大雨は、長年ここに住んできて初めてのことなのでとても怖かったです」と話していました。
津奈木町の災害廃棄物の受け入れは6日以降も午前8時半から午後4時まで受け付けています。
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July 04, 2020 at 11:15PM
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大雨 後片づけで出た災害廃棄物 受け入れ始まる 熊本 津奈木町 - NHK NEWS WEB
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