Pages

Wednesday, July 29, 2020

NASAの火星探査車パーサヴィアランス、今夜打ち上げ。人類史上初「火星サンプルリターン」計画の始まり(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース

2020年7月30日20時50分(日本時間)、米フロリダ州ケープカナベラル空軍基地から、NASAの火星探査機「Mars 2020/Perseverance(パーサヴィアランス)」が打ち上げられる。 【全画像をみる】NASAの火星探査車パーサヴィアランス、今夜打ち上げ。人類史上初「火星サンプルリターン」計画の始まり パーサヴィアランスは、世界の惑星探査のトップを走るNASAジェット推進研究所(JPL)が開発した6輪の火星探査車(ローバー)。 火星に生命が存在した直接的なエビデンスにつながる物質を探し、10年以上かけて地球に持ち帰る、史上初の火星サンプルリターンの先陣を切る存在だ。 パーサヴィアランスは、2012年に火星に着陸して今なお活動を続ける「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(キュリオシティ)」をはじめ、これまで何度も探査機の打ち上げを成功させてきた「アトラスV」ロケットに搭載され、打ち上げられる。 およそ7カ月にわたる旅路を経て、2021年2月18日に火星の表面に降り立つ計画だ。 パーサヴィアランスが着陸を目指す地点は、火星の北半球、低緯度帯イシディス平原にあるジェゼロクレーター(北緯19度・東経78度)の西の縁。ジェゼロクレーターは約35億年前に形成された、直径およそ45キロメートルのクレーター。かつては湖だったと考えられている。 堆積物の多い河口付近にできる三角州のような地形が存在しており、ここに宇宙探査における“聖杯”と言われる「生命の痕跡」が存在すると期待されている。

火星は生命を育んだのか? ミッションの大目標

パーサヴィアランスにとって、第一にして最大の目標は、生命が存在した証拠「バイオシグネチャー」となる、火星の古代微生物の痕跡を探すことだ。 生命の痕跡は岩石の中に閉じ込められている。 パーサヴィアランスは、ジェゼロクレーターの縁に沿って、炭酸塩の堆積物を探査する予定だ。 炭酸塩は、地球上では「ストロマトライト」という藻類の死骸と泥が堆積してできた岩石に含まれている。そのため、火星でストロマトライトを確認できれば、生命が存在した直接的なエビデンスになる。 すでに火星で探査を行っているキュリオシティは、パーサヴィアランスと形状や機能がよく似ている。しかし、キュリオシティが「生命を維持できる環境の探査」を目的としていたのに対し、パーサヴィアランスはさらに「生命の存在」そのものに迫ることを目的としている点が、プロジェクトとして大きく異なる。 なお、パーサヴィアランスは、火星の薄い大気中を飛行する「火星ヘリコプター」のIngenuity(インジェニュイティ)をお供に連れて行くという重要なミッションも抱えている。

Let's block ads! (Why?)



"始まり" - Google ニュース
July 29, 2020 at 04:10PM
https://ift.tt/3jZL2Zh

NASAの火星探査車パーサヴィアランス、今夜打ち上げ。人類史上初「火星サンプルリターン」計画の始まり(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース
"始まり" - Google ニュース
https://ift.tt/38cK3yk
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment