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Monday, June 22, 2020

渋野日向子、4カ月遅れの初戦も「前に進むのみ」 スイング改造にも着手 - 時事通信

「イメージはタコ」

 国内女子ゴルフツアーの今季初戦、アース・モンダミン・カップが今月25日から千葉県袖ケ浦市のカメリアヒルズCCで行われる。注目は昨年、全英女子オープンを制覇するなど国内外で大活躍した渋野日向子(21)。開幕を10日後に控えた15日、青木翔コーチとともにオンラインで報道陣の取材に応じた。新型コロナウイルスの感染拡大により、2月の米ツアーで始動するプランが白紙に。約4カ月遅れの待ちわびていた大会となる。来年に延期された東京五輪や、米ツアー参戦に向けても再スタートを切る。(時事通信運動部 前田祐貴)

◇ ◇ ◇

 ルーキーイヤーに日本勢42年ぶりの海外メジャー制覇という偉業を成し遂げ、国内ツアーでも4勝を挙げて堂々の賞金ランキング2位。渋野は2019年を「人生が変わった一年」と表現していた。日本のみならず世界中から注目を集める存在となり、今年は2~3月にタイとシンガポールで行われる米ツアーに参戦し、沖縄で行われる国内ツアー開幕戦に臨む予定だった。

 オフの間に課題のアプローチを徹底的に鍛え、今季初戦に臨もうとしていた渋野について、青木コーチは「本当にずっと100に近い状態でいた。絶好調」と振り返る。だが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、参戦予定だった試合が次々と中止になった。

 国内ツアーの開幕時期も不透明となり、3月には海外メジャー第1戦のANAインスピレーション(当初4月予定)出場を見据えて早めに渡米。結局、同大会も延期となり2週間ほどで帰国した。それでも本場のコースを回ったことには、青木コーチも「オフにやっていたアプローチがある程度打てるようになってきたと確認し、方向性は間違ってないと感じ取れたと思う」と、ひとまず納得した。

 4月に入ると、国内では政府の緊急事態宣言が発令された。開幕の見通しが一層立たなくなったことで、練習メニューをトレーニングメインに切り替え、スイング改造にも着手。昨年は広めだったスタンスを狭め、体を強く捻転させて再現性を高める形に変更した。さらに渋野は「スイングのイメージはタコ」と表現。グリップはしっかり握りつつ、腕を柔らかく使うことを意識しているという。

猛練習でウエッジ5本目

 米国から帰国後は地元の岡山で調整を続けてきたが、驚くべきはその練習量。青木コーチが全てのスイングの基本に据えるアプローチは、一日400~500球も打っている。ウエッジは次々と使えなくなり、オフから数えて58度は5本目、52度とピッチングウエッジは2本目。基本形の精度向上に加え、渋野は「転がすアプローチの練習を増やしてやっていたので、ピッチングウエッジまでは打てるようになったと思っている」と話し、引き出しの増加に手応えを感じている。

 米女子ツアーで活躍する数多くの選手を支える斎藤大介トレーナーの指導の下で取り組んできたトレーニングの成果も大きい。渋野は「見た目はちょっと大きくなったと思う。体重は3、4キロ増えて、(ドライバーの)飛距離も10ヤードぐらいアップした」と実感。青木コーチも「体が大きくなって、スイングのキレが以前より出てきた」と評価する。

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June 22, 2020 at 01:12AM
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