新型コロナウイルスの感染が広がっている北見市や中富良野町など道内６つの市と町では、１２日から、１世帯あたりおよそ４０枚のマスクが届くよう配布が始まりました。
厚生労働省は、北見市と中富良野町のすべての世帯を対象に、これまでに７枚のマスクの配布を終えていますが、１２日から、追加の３５枚の配布が始まりました。
北見市内の郵便局では１２日午前９時半ごろ、配達員がマスク３５枚が入った封筒を１つずつバイクに詰めたあと出発し、住宅などに届けていました。
マスクを受け取った市内の６０代の女性は「病気持ちなので外に出るときは必ずマスクを使います。まだ残りがありますが、無くなったら使いたいと思います」と話していました。
北見郵便局第二集配営業部の高橋寿部長は「できるだけ早くお届けできるよう努めていきたい」と話していました。
このほか、せたな町、美瑛町、木古内町、知内町でも、１２日からすべての世帯に１世帯あたりおよそ４０枚のマスクが一度に配布されます。
厚生労働省によりますと、人口に占める新型コロナウイルスの患者数の割合が大きい地域として配布を決めたということです。
郵便局では今月１７日までに道内６つの市と町のすべての世帯に対して、マスクの配布を終えたいとしています。
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March 11, 2020 at 08:31PM
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道内６市町でマスク配布始まる｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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